Voice

入居者様の声

“取引先からの高評価な
ビルメンテナンス”

Voice 02

株式会社メディネット様

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日本で初めてがん免疫細胞治療の細胞加工を事業化

―㈱メディネットはどのような事業を行っている会社ですか?

当社は2つの事業を展開しています。
一つは細胞加工業事業です。これは医療機関で患者さんご自身の細胞を用いた再生・細胞医療の提供が徐々に普及しており、治療に用いる細胞の培養・加工を当社の細胞加工施設で受託しています。多くは保険適用外の自由診療となりますが、がんを対象疾患とした免疫細胞治療をはじめ、最先端の再生・細胞医療を必要としている患者さんへ提供することに、この事業を通じて貢献していると考えています。
もう一つは再生医療等製品事業です。いわゆる細胞を使った医薬品を開発し、販売する事業になります。以前は、法制度が整備されておらず、細胞を使った医薬品の開発は困難でしたが、法改正によってそのハードルが無くなりましたので、開発に時間はかかりますが、事業を切り分けて積極的に取り組んでいます。直近では国立がん研究センター、慶應義塾大学と新型コロナウイルス感染症に対する免疫細胞を用いたワクチンの共同開発や九州大学と慢性心不全に対する免疫細胞を用いた治療薬の共同開発等も行っています。
当社は、1999年に日本で初めてがん免疫細胞治療に係る細胞加工を事業化し、治療に用いる細胞の培養・加工について、日本最大級の実績を有しています。当社の強みは、事業開始以来の実績、ノウハウの蓄積、それらに基づく革新的な技術・サービスを提供している点にあると考えています。日本の細胞加工事業分野は、他の先進国と比べても進んでいる点が多く、海外との取引機会も増えています。

―移転を考えたきっかけは何ですか?

TRCがある流通センター駅隣の大井競馬場前駅近くの物流倉庫内に大型の細胞加工施設を開設し、各地にあった細胞加工施設を集約したことがきっかけです。管理部門は元々新横浜にあった細胞加工施設に併設していましたが、細胞加工施設を集約したことにより、新横浜と大井競馬場前駅との行き来が多くなったため、そのアクセス改善を目的に新横浜オフィスを移転する計画が持ち上がりました。

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移転の決め手は26坪毎の賃貸ロットにより
効率的なレイアウトが可能であったこと

―移転候補の中からTRCオフィスを選ばれた理由を教えてください。

当時私もTRCオフィスを見学したのですが、オフィスとしての機能については何ら問題なく、共用施設も充実していると感じました。
移転にあたっては効率化のためムダのないレイアウトを目指していましたので、26坪毎に賃貸が可能なTRCオフィスではちょうど希望の面積を借りることができ非常に魅力的でした。また、賃料面でもマーケットが過熱する中、コストパフォーマンスが良かったことも入居の決め手になりました。

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取引先からの高評価なビルメンテナンス

―移転してよかった点はありますか?

移転の目的である細胞加工施設とのアクセス改善ではとても満足しています。実際に会議室を相互利用するなど効率的な事業運営ができています。
また、移転前は築古のビルということもあり正直あまり良いイメージはなかったのですが、清掃を含めビルメンテナンスレベルの高さには驚きました。金融機関などの取引先からもメンテナンスについて高評価をいただくことが多いです。
先ほど話しましたが、26坪毎に賃貸可能であることは入居後の増床においても選択肢が広がり様々な事業展開を描くことができます。

―コロナ禍におけるオフィス感について教えてください。

リモートワークの導入によりコロナ以前に比べ2/3程度まで出社人員は減っています。効果的なリモートワークを追求することは必須だと思っていますが、革新的な製品・サービスを創出するためには、やはり対面で新しいアイデアを議論する「空間」の必要性を痛感しているところです。会社の発展にはオフィスの存在は欠かせないと感じています。